美女と野獣 ごちゃごちゃ総評
なんか新曲入れたり、アニメでは語られないバックグラウンドがあったりで、時間的な問題か、次へのシーンの展開がクソ雑だったりで、リズム感に欠けるシーンが散見。
セットがもうほんまに豪華!!!城の内装が特に。細部の彫刻まで本当に気品溢れる豪華なセットだった。
そして美女と野獣と言えば曲!!
ほんと名曲揃いで、実写での再現度の高さにはずっとトリハダだった。
エマが草原で歌うとことかもう感受性キャパオーバー。
個人的には夜襲の歌がかなり好き。あの迫力と、野獣を殺しに行く前の不安、焦り、緊張感、それらを待たずして進むハイテンポな曲調がまたたまらん。
野獣の歌うevermoreはやばいね!!愛する人を失うという尋常じゃない辛さを、覚悟を持って受け入れてる、野獣の優しさを超えた「強さ」を歌で見事に表現してて、これまた鳥肌。
エンディング曲の美女と野獣も、オードラマクドナルドの美しい歌声からのコーラスという最強のBGMに、優雅なセットで踊るエマワトソンとダンスティーブン!!
究極の化学反応を起こして、あのワンシーンはストーリー性抜きにしても僕が人生の中で見てきた全ての映画の中でもベストシーンかと。。。
あとキャスティング凄すぎるだろ!
まず、ポット夫人役に「ラブアクチュアリー」とか「ウォルト・ディズニーの約束」主演のエマ・トンプソンもダンスシーンの歌は癒されるし、
野獣役ダンスティーブンも歌初めてとか嘘だろ、、プロ意識に脱帽。
ルークエヴァンス演じるガストンと、ルフウ役のジョシュゴッドは本当に楽しみで、期待以上だったなぁ!!ポスター見た時点でこんな完璧なキャスティングある?って(笑)夜襲の歌の歌唱シーンはらしさを存分に発揮してた。
そして!!なんといっても一番の衝撃と感動は、ルミエール役よ!
紳士たるクールさとチャーミングさに加えて、ちょい女好きな感じが新たなルミエール像を確立し、見事に演じてた。
誰かなと思って調べたらまさかのユアンマクレガー!!スターウォーズのオビ=ワン・ケノービでした(笑)
あんなセクシーな歌声持ってんのかよ!って(笑)やっぱ一流俳優は幅が広い、人間、幅広さって大事だね!
そして愛して愛してやまないエマワトソン。
正直!!マジ演技は酷かった!笑
なんか終始固くて、人間味を感じられなかった、いかにも「ザ・演技」って感じで。もっと感情的なエマを見たかったなぁ、ベルはあんな静かじゃないよ😅
プレッシャーとかもあったのかなぁ、それとも監督からの要望か、とりあえずエマには撮影終わってからも世界中回ってたので、ゆっくり休んで欲しい。
でも数秒感覚でエマを大画面で見れること自体に感動して、エマにとって初挑戦の歌やダンスシーン、さらには乗馬もこなし、エマワトソンという女優の新境地開拓の瞬間を見れた。
カメラワークもエマの美しさを最大限に引き出してた!
ルックスだけで鳥肌立たせるってのも最強の武器よね(笑)
ダンスシーンは胸が苦しくなるほどの美しさ。
もう、本当にエマloverからしたら、死にました。
今までにこんな豪華なキャストのディズニー映画は無いよ
いやぁあと初めてファンタジーで泣きましたよ!!ファンタジーって音楽、世界観、個性的なキャラとかを楽しむエンターテインメントとして見てたから、感動とかは期待してなかったんだけど、本作はほんと入り込めるんだよねぇ!
それは映像の演出もそうだけどやっぱキャストの力じゃないかな、ルミエールと野獣たちにほんと感情移入しちゃって、何度も心苦しくなったし、魔法溶けた瞬間も本当に嬉しくて、泣いた、結末知ってるのにねぇ!(笑)
ディズニーアニメーションの「美女と野獣」は、世界中の人達から愛され続けてる不朽の名作で、作品としてのブランドもかなり高い。
それだけにプレッシャーとか凄かったと思うんだよね。
でもだからこそ、ディズニーは今回の作品にめちゃくちゃ力を入れてるなぁってのはキャストだけでなく、プロモーションの面からもすごく伝わってきた。アメリカでもあちこちでポスターは見かけるし、ラッピングバスもめっちゃ走ってたし、
それに応えるべく、最高のキャスト、最大のオマージュを持って制作に臨んだ人たち全てにお疲れ様と言いたいです。
本当にありがとう。こんなにも心が幸せに満たされた作品は初めてです。
とりあえず鳥肌立ちまくりだし、泣きすぎたし、疲れました!笑
まさに極上のエンターテインメント。待望熱望の前に待っていたのは今まで経験したことのない感動と満足感、幸せでした。